武里南小 ことばの教室
(難聴・言語障害通級指導教室)
ことばを大切にした掲示物 ことばの教室の様子
1.はじめに
  昭和40年代に東洋一といわれた武里団地の周辺に新設された「大畑小学校・谷中小学校・大場小学校・沼端小学校」が児童数減少と校舎の老朽化に伴い、 平成15年3月に閉校しました。そして新たに武里南小学校と武里西小学校が平成15年4月に新設されました。それまで大場小学校に設置されていた言語通級指導教室と谷中小学校に設置されていた難聴通級指導教室がそれぞれの学級を母体として武里南小に難聴・言語通級指導教室(通称ことばの教室)が新設されました。
 春日部市では、すべての1年生を対象にことばの検査を実施しています。これは子どもたちのきこえやことばの心配事を早期に発見し、教育的支援をすみやかに行うためです。 現在1名の担当者が、整えられた教育環境の中で改善に向けての支援を行っています。

2.こんな子いませんか
・1年生になっても幼児語で話す子       ・ことばがはっきりしない子
 ・ことばがつっかえる子             ・ある音が発音できない子
・鼻にかかったような話し方をする子      ・耳が聞こえにくい子
 このような子どもたちは私たちの周りに意外と多いものです。ことばの教室では、こうした子どもたちの話し言葉の問題について、相談を受け改善に向けての練習支援を行っています。
 ことばや聞こえに問題のある子どもたちは、その事により自分の発音に自信をなくし、学業不振や学級での集団生活がうまくできないなど、いろいろな不適応をおこすことがあります。子どもたちが生き生きと学校生活を送るためには、子どもたちのことばの問題を早期に発見し、適切な支援をすることが大切です
 ことばの教室では、様々なことばの問題を改善することにより、コミュニケーション能力を高め、日常生活や学習に主体的に取り組めるよう支援しています。
3 教室運営について
(1)教育目標 1よく聞いて話す子
  学校目標        1 力をあわせる子   2 自ら考える子    3 たくましい子
  ことばの教室目標   1 お話を注意して聞ける子  2 みんなとお話できる子  
                3 自分から進んで取り組める子
(2)指導方針               
 @一人一人の障害の状態や能力を的確に把握し、障害の特性に応じた効果的な支援をする。
 A関係各機関の指導助言を積極的に求め、適切な指導の充実を図る。
 B家庭及び学級担任との連携を密にし、指導効果を高め学校生活や家庭生活への適応力を伸ばす。

4.入級までの手順
第1次検査
・保護者から担任に
 申し出る。
・新1年生対象のことばの検査を受ける。
 (学級担任が行う。)
第2次検査
・1次検査で不明瞭音
 が認められた者。
 (ことばの教室担当者がおこなう。)
・聞こえに障害がある者

第3次相談
・2次検査で通級での
 支援が必要であると 
判断された児童の保護者
と面談し、通級 の希望を確認する。
保護者が通級を希望すると
就学指導委員会に報告され、
ことばの教室への通級が始まる。

















































全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会へのリンク







通級とは
各学校に在籍し、週に1〜2時間ことばの教室に通って、個別支援を受けることです。武里南小学校の通級受け入れ担当校は次の9校です。
  武里 小学校  藤塚 小学校  備後 小学校
  豊野 小学校  緑   小学校  正善 小学校
  武里南小学校  武里西小学校  中野 小学校
6.24年度の指導の概要
(1)障害別通級者数 (2)学年別通級者数
障害 人数 学年 人数
側音化構音 1年
置き換え 2年
吃音 3年
鼻腔構音 4年
難聴 5年
口蓋化構音 6年
構音未熟 合計 14
歯間音化構音 ・1学期通級者 14名
・2学期通級者 33名
・3学期通級者 26名
口蓋裂による構音障害
その他
合計 14
(3)側音化構音とは
 発音の際、舌の中央を盛り上げ、舌先を左右どちらかに偏位させて発音することが多く見られます。
文字では書き表せない聞きとりにくい発音です。
 でも、単語や会話に於いては、前後の音やことばの内容によって聞きとることができ、一般的には目立たない種類の発音です。
 しかし、この発音のくせは、ほうっておくと大人になっても改善しない場合があります。世間一般では
「あの人の話し方は、少しこもった話し方だね」とか「舌たらずのような話し方をするね」とか言われることがあります。
 これは、一番本人が言いにくさを感じている発音なのです。
 ことばの教室では、舌の力を抜いて平らな舌で発音する練習をしております。